ebay編

2024年7月11日

3-1.ebayアカウントを作成する

こま

古物商、法人番号(任意)が届いたら、ebayで販売するための準備を始めましょう。

ebay(イーベイ)のアカウント作成します。
ebayのアカウントはこちらから作成できます。


英語で分からない部分があった場合は、Google翻訳やDeepL翻訳を利用するか、Google Chromeの翻訳機能を利用するのが便利です。

3-2.Payoneerアカウントを作成する

こま

Payoneer(ペイオニア)はebayの売上を受け取るために利用するサービスです。

ebayアカウントと連携するため、ebayアカウント作成後にPayoneerアカウントの作成申請を行って下さい。
ペイオニアはこちら

3-3.ebayjapanにサポート申請をする

こま

ebayジャパンは、ebayセラーサポートのための日本法人になります。

審査はありますが、リミットアップされたり、トラブルの際に、サポートへ問い合わせ出来たり、様々なメリットがありますので申し込む事をおすすめします。


ebayジャパンはこちら
https://www.ebay.co.jp/

3-4.eLogiについて

こま

eLogiは、Fedexを契約なしに使えるツールです。
ebayセラーであれば使う事が出来ますので、登録する事をおすすめします。
eLogiはこちら
https://www.elogi.jp/

3-5.評価貯めについて

ebayでは、アカウントの保護が重要な要素の一つになります。
現実として、マナーの問題なのか、知識の問題なのか、トラブルになる日本人セラーが非常に多いです。
そのため、アカウントを作成した直後は、アカウント凍結になる事も多く、初期の段階では、慎重に行動する必要があります。
1ドル2ドル程度の物で構いませんので実際に購入して評価を30ほど貯めて下さい。

3-6.資金ロックについて

ebayでは、取引実績が少ない段階では、売上金を一定の期間ロックされる事があります。
これは、取引実績を重ねると解除されますので、始めのうちは1か月程度資金がロックされる
可能性がある事にご注意ください。

3-7.ビジネスポリシーについて

ビジネスポリシーで設定しておく内容は、①Payment(ペイメント)ポリシー、②Return(リターン)ポリシー、③Shipping(シッピング)ポリシーの3点です。

①Payment(ペイメント)ポリシー
支払いに関する項目になります。
購入と同時に支払いを求めるか、購入手続き後に支払いを求めるか2通りを選べます。
ebayの販売方法は、BUY IT NOW(即決)形式、オークション形式の2通りがありますので、
即決形式では購入と同時に支払いを求めるペイメントポリシーを設定し、
オークション形式では、購入手続き後に支払いを求めるペイメントポリシーを設定しておくと良いでしょう。

②Return(リターン)ポリシー
返品に関する項目になります。
ebayでは、出品者保護、購入者保護と両方手厚いサポートがありますが、
購入者保護がかなり手厚くなっています。
そのため、返品等のクレームに発展した場合、ほとんどの場合で、出品者が不利になってしまいます。
返品に関して、受け付けるかどうかを設定できはしますが、購入者が勝つ確率が非常に高いので、
30日以内であれば返品無料、もしくは60日以内であれば返品無料に設定しておく事をおすすめします。

③Shipping(シッピング)ポリシー
送料についての設定です。
発送除外国の設定や、国、地域ごとの送料の設定が出来ます。

3-8.リミットアップについて

ebayには、リミットアップという物があります。
販売の実績を積むにつれて、徐々に、取り扱える商品点数と商品金額が増えています。

当然ですが、扱える商品点数と商品金額の上限が増えれば増えるだけ、
販売活動が有利になりますので、積極的にリミットアップを狙っていきましょう。

アカウントを作成して時間がたてば段階的にebayがリミットを引き上げてくれますが、
ebayに申請してリミットを引き上げてもらう事も出来ます。

いきなり大きくリミットが上がる事はありませんので、
扱える商品点数を上げたい時、扱える商品金額を上げたい時、いずれの場合も
リミットギリギリまで出品しておくと上がりやすいので、
リミットを意識しつつ出品作業を行って下さい。

3-9.文化の違いについて

アメリカと日本では、商品の返品について考え方が違うため、最初はとまどう事があるかも知れません。
私も、ebayを始めた当初はそうでした。

日本では、初期不良だったり、破損があったりと明らかな落ち度がなければ、簡単に返品することはありませんし、ヤフーオークションでは、「ノークレーム・ノーリターンでお願いします」など、書かれている方も多く、返品に応じて頂ける場面は極めて少ないですよね。

しかし、アメリカでは、気軽に返品出来る文化があるため、ebayでも、色が違う、サイズが違う、思ってたのと違うなど、簡単な理由で返品出来てしまいます。

こういった返品を減らすためには、電流・電圧の表示、サイズ、重量の表示など、
出来るだけ細かく記載するようにしてください。

引き続き4章「無在庫販売編」へお進みください。

Posted by tkjoint