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ebay輸出デミニミスルール廃止!?セラーが今すぐすべき対策を解説

アメリカ向けのebay輸出を行っている人が頭を抱えるルール改正があったことはご存じでしょうか?

これまで800ドル以下の商品が非課税となっていた「デミニミスルール」が、2025年8月29日をもって廃止となりました。

このルール改正に伴い、

「これって、ebay輸出にどう影響するの?」
「関税がかかるなら、もうアメリカには売れなくなるんじゃ……」

多くのセラーが以上のような不安を覚えていることでしょう。

そこで、この記事ではデミニミス廃止で変わることと、日本のセラーが今すぐすべき対策について解説します。

目次

【結論】今すぐやるべき3つの対策

結論からいうと、デミニミスルールの廃止で日本人セラーが今すぐすべきことは、主に以下の3つ。

  1. 商品説明に、関税に関する注意書きを明記する
  2. DDP(関税元払い)対応の配送サービスを利用する
  3. 商品価格と送料を、新しいルールに合わせて見直す

順を追って説明します。

そもそもデミニミスルールとは?

そもそも「デミニミスルール」についていまいちよくわからない、という人も多いでしょう。

ここではデミニミスルールの簡単な内容と、ルール廃止による変更点について説明します。

800ドル以下は「関税フリー」だった

これまでのデミニミスルールでは、アメリカへ輸出する商品の価格が800ドル以下の場合、関税や消費税がすべて免除されていました。

これによって、アメリカ向けの出品では、低価格の商品を気軽にアメリカのバイヤーへ販売できていました。

すべての商品が「関税の対象」になる

しかし、このデミニミスルールの廃止に伴い、今後は価格に関わらずアメリカへ輸出されるすべての商品が関税の課税対象に。

つまり、これまでは目こぼしされていた10ドルの商品であっても、関税がかかる可能性があるということになります。

今後の新常識「DDP」とは?

このルール変更によって「DDP」という言葉がebay界隈で用いられるようになってきました。

今後、アメリカ向けのebay輸出の冷え込みを避けるには、このDDPが重要なキーワードになります。

DDP = 関税を「出品者」が支払う方法

DDPとは「Delivered Duty Paid」の略で、日本語では「関税元払い」などと呼ばれます。

簡単にいうと、発生する関税を商品を受け取るバイヤーではなく、発送するセラーがあらかじめ送料と一緒に支払っておくという仕組みのことです。

これにより、バイヤーは商品を受け取るときに、関税を心配する必要がなくなります。

ebayの公式配送サービスとして知られる「SpeedPAK」も、このDDPに対応したサービスを始めています。

デミニミスルールへの具体的な3つの対策

ではデミニミスルール廃止に対して、日本人セラーは具体的になにをすればよいのでしょうか。

冒頭で示した、3つの対策について深掘りして解説します。

商品説明に関税の注意書きを明記する

これまでも、商品説明に関税の取り扱いについて提示するのは重要な事項でしたが、これからは関税の支払い責任についてバイヤーへ伝えるのが重要になります。

DDPで発送する場合でも、商品説明に「表示価格には、輸入関税が含まれます」といった一文を入れておきましょう。

DDP対応の配送サービスを利用する

今後のアメリカ向け発送では、DDP対応の配送サービスが主流になるでしょう。

ebay公式の「SpeedPAK」や、そのほかのクーリエ便(FedEx、DHLなど)が、どのようなDDPサービスを提供しているか、料金などを確認し、理解することが肝心です。

商品価格と送料を見直す

DDPを利用する場合、関税分をあらかじめ商品価格や送料に上乗せする必要があります。

どのくらいの関税がかかるかは、商品のカテゴリによって異なるので、自分の扱う商品の関税率を調べて利益がきちんと残るように、価格設定を慎重に見直しましょう。

ルール変更は全セラーにとって平等!対応した者が生き残る

今回は、ebay輸出のデミニミス廃止について、その影響と対策を解説しました。

  • デミニミス廃止により、今後はすべてのアメリカ向け商品が課税対象になる
  • これからの主流は、セラーが関税を元払いする「DDP」
  • 「関税の明記」「DDP対応」「価格の見直し」が、今すぐやるべき対策

このルール変更は大きな痛手と感じるかもしれませんが、すべてのセラーも同じこと。

見方を変えれば、きちんと誠実な対応ができれば生き残れる、健全な市場になるチャンスともいえます。

いち早く新しいルールに適応して、ebay運用を効率的に行いましょう。

「DDPの送料設定が、具体的にどうすればいいの?」という人は、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてはいかがでしょう?

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この記事を書いた人

プロフ(あああ)

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