ebayでの出品数が増えると、発送作業にかかる時間がだんだん長くなってくるものです。
一つ一つ手書きで配送ラベルを作ったり、追跡番号を連絡したりというようなことを黙々とやっていると、それだけで時間が溶けてしまいますよね。
そして、時間をかけてはいるものの集中力が落ちてしまって、思わぬミスに繋がってしまうことも少なくありません。
この記事では、そんなつらい発送作業がグッと楽になる「発送ツール」について、その選び方や主要なサービスについて解説します。
発送ツールはなぜ必要?使用するメリットについて解説

出品数が増えてきてからでも、増える前からでも発送ツールの導入はぜひ検討してみてください。
ツールを使うと以下のメリットがあります。
- 配送ラベルを手書きする必要がなくなる
- 複数の配送会社をまとめて管理できる
- 追跡番号の通知を自動化できる
ebayの注文情報を自動で取り込んで、配送に必要なラベルをボタン一つで印刷してくれる便利なツールです。
また、日本郵便やクーリエ便(FedEx、DHLなど)といった複数の配送会社を一元管理できるというのも大きなメリット。
発送後に、追跡番号がバイヤーへ自動で通知されるのも嬉しいポイントです。
導入を検討するタイミング
では、どのタイミングでツールの導入を考えれば良いのかというと、個人の売上や発送状況によっても異なります。
ツール導入に関する明確な基準はありませんが、例として月に15~20件以上を販売でき、手作業が厳しくなってきたら導入すると考えても良いでしょう。
手作業での時間やミスが増えてきたと感じたら導入を検討すべき状況といえます。
主要な発送ツールを比較して紹介
ここでは、ebay Japanが公式に提携しているツールのなかから、特に人気がある発送ツールを紹介します。
それぞれに特徴があるので、自分に合ったものを選ぶのがツール選びのポイントです。
- Hirogete
- Ship&co
詳しく見てみましょう。
Hirogete(広げて)
Hirogeteは、ebayユーザーに広く知られている公認ツールです。
ebayの売上と自動で同期でき、同期データからバイヤーの情報も抽出できます。
抽出したバイヤー情報を発送用送り状に印刷できるので、手動で入力する手間も書き間違いも減らせるのでおすすめです。
配送業者各社と連携可能で、Hirogeteにアカウント登録すれば日本郵便との連携がはじめからされているのは嬉しいポイント。
もちろん、日本郵便は日本郵便だけではなくFedEXやDHLなどのクーリエ便にも対応しています。
Ship&co(シップアンドコー)
Ship&coは、FedExやDHLといったクーリエも複数利用するセラーにおすすめのツールです。
クーリエ便各社のアカウントを一つにまとめて管理でき、すべての発送業務がこれ一つで済むというのが魅力的なポイント。
料金プランは、月1,100円(税込)から使えて、発送件数に応じて料金が変動します。
無料のトライアル期間があるので、使い勝手を試してから本格的に導入するのがおすすめです。
自分に合った発送ツールの選び方
自分に合った発送ツールを選ぶポイントは以下の2つ。
- メインで使う配送会社で選ぶ
- 月の発送件数で選ぶ
詳しく見てみましょう。
メインで使う配送会社で選ぶ
主に日本郵便のサービスを使って発送しているなら「Hirogete」がおすすめ。
一方、FedExやDHLといったクーリエ便のほうを頻繁に利用するなら、それらを一括管理できる「Ship&co」が便利です。
月の発送件数で選ぶ
月の発送件数がまだそれほど多くないうちは、無料で始められる「Hirogete」から試してみると良いでしょう。
発送件数が多くなってきたら、より多機能な「Ship&co」を検討しましょう。
発送作業はツールで時短!自分に合ったサービスを見つけよう
発送ツールの選び方や主要なサービスのポイントは以下の通り。
- 発送ツールは、ラベル作成や追跡番号の通知といった作業を自動化してくれる
- 月に20件以上の発送が、導入を検討する一つの目安
- 自分が使う配送会社や発送件数に合わせて、最適なツールを選ぶことが大切
発送作業は、ツールに任せて効率化すれば、リサーチや出品といった利益に繋がる行動が取れるようになるのでおすすめです。
「他のツールについても知りたい」という人は、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてはいかがでしょう?