ebay輸出に興味を持つ人が特に知りたい情報として、実際の収益はどのくらいなのかというものが挙げられます。
「ebayで稼いでいる人の年収はいくらくらいなんだろう」
「頑張っているのに、なかなか収入が伸びない……」
ネットで検索していると成功例ばかりが目につくけれど、現実はそれほど稼げず、本当に高い年収を得ている人がいるのかと疑念を持ってしまうのは仕方のないことです。
しかし、ebay輸出をうまく運用して利益を上げている人がいるのは事実ですし、やり方次第で年収も大きく変わります。
そこで、この記事では副業から専業まで、セラーのステージごとのリアルな年収について解説します。
また、「稼げない人」の共通点と、多くの人が直面する「月収10万円の壁」を乗り越えるための方法についても紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ebay輸出のリアルな年収・月収の目安

ebay輸出の収入は、セラーとしての取り組み方によって大きく変わります。
ここでは、セラーを3つの状態にわけ、それぞれの収入状況を解説します。
スタート期(月収~10万円 / 年収~120万円)
ebayの操作に慣れて、1つの商品を売り上げるまでがスタートライン。
この段階では目立った売上は立ちませんが、リサーチと出品を繰り返して月に数万円の利益を安定して出せるようになれば、初心者を脱却したといえるでしょう。
月10万円、年収で120万円ともなれば、かなり成功している部類といえます。
安定期(月収10~30万円 / 年収120~360万円)
自分の得意な商品ジャンルが見つかり、リサーチから発送までの流れがスムーズになれば、思った以上に稼げている状態になっています。
この段階になると、作業も効率化されて利益が安定して伸び、月収も10万円から30万円は稼げるようになるでしょう。
これだけの稼ぎが得られれば、多くの人が副業ではなく本業としてebayを運用しはじめる段階に入ります。
専業・事業化期(月収50万円~ / 年収600万円~)
月収50万円を超えると、現実的にすべての作業を一人でこなすのが難しくなります。
外注化できる部分を外に任せ、有料ツールも駆使して時間を捻出し、リサーチや仕入れといったコア業務に集中する。
そうすることで収益はさらに高まりますし、ここまでくると法人化も視野に入ってきます
あなたは当てはまる?稼げない人に共通する3つの特徴
稼げている人を年収別に述べましたが、実際のところebayを運用して稼げていない人のほうが圧倒的に多いというのが現状です。
そして、実は稼げない人には共通した特徴があります。
ここでは、稼げない人の3つの特徴について解説します。
明確な目標や行動計画がない
「なんとなく儲かりそうだから」という理由でebay輸出をはじめ、行き当たりばったりで出品を繰り返している人のほとんどは稼げていません。
「今月は〇万円稼ぐ。利益〇〇円の商品を〇個売る。そして、毎日〇〇個リサーチして〇個出品する」
このように、利益を得るためにどう行動すればいいのかを逆算し、具体的にプランニングして動ける人ほど稼ぎは得やすくなります。
最初のリサーチだけで満足してしまう
ebay輸出をはじめとした物販ビジネスの鍵となるのは「リサーチ」です。
最初に売れる商品を見つけられても、それで満足して同じ商品ばかりを仕入れていても、すぐに競争に負けることになるでしょう。
稼ぎ続けているセラーは、常に新しい商品やジャンルを探していますし、リサーチを疎かにすることはありません。
トラブルを過度に恐れている
海外取引においてトラブルはつきものです。
「商品が届かないと言われたらどうしよう」
「悪い評価を付けられるのが怖い」
このように不安を覚え、出品することもバイヤーとコミュニケーションを取ることにも臆病になってしまう。
その状態では、売上を高めようとしたところで行動に移せませんし、利益化にはほど遠い活動しかできません。
重要なのは、トラブルを避けることではなく、冷静に対処できるかどうかです。
「月収10万円の壁」を超えるための3つのステップ
稼げない人の特徴については理解できたでしょう。
そして、初心者から中級者へとステップアップするためにも月収10万円の壁は突破したいところ。
そこで、さらに上のステージにいくためにも気を付けたいポイントを3ステップで解説します。
ジャンルを「特化」させる
なんでも出品する状態を卒業して、「このジャンルなら誰にも負けない」という専門分野を作りましょう。
たとえば、カメラ、ポケモンカード、レコードなど、特定のジャンルに特化してリサーチすることにより、知識が深まり相場観が養われます。
そして、知識が深まれば、さらに精度の高いリサーチが可能になりますし、より高い利益を得やすくなります。
使えるツールはどんどん使う
ある程度売上が立ってくると、経理や在庫管理などこれまで行ってきた作業に手が回らなくなってきます。
そして、作業に時間を取られてリサーチを満足にできなくなってしまいますが、それは機会ロスをしているのと変わりません。
そうならないためにも、有料の会計ツールを使ったり、出品・在庫管理ツールを使ったりなど、活動に役立つツールを活用して時間を捻出しましょう。
リサーチ力を高める
ebay輸出の肝となるのがリサーチですが、リサーチは意外に時間がかかるもの。
ただし、どんなに大変でもリサーチには必ず慣れます。
また、慣れるだけではなく効率化させていけば、短時間で利益になる商品を見つけやすくなります。
取り扱っている商品のリサーチの仕方を常に工夫して、効率良く売れ筋を見つけられるようにしましょう。
年収は「計画性」と「仕組み化」で決まる
ebay輸出のリアルな年収と、収入の壁を超えるための方法について解説しました。
ポイントは以下の3つ
- ebay輸出の年収はステージで異なり、年収1000万円も夢ではない
- 稼げない人の多くは、計画性の欠如やトラブルへの過度な不安が原因
- 収入の壁を超えたいなら、専門分野を持ち、ツールで時間を確保し、リサーチ力を高めよう
ebayでどのくらい稼げるのか疑問を持つ人も多いかもしれませんが、ebayでの稼ぎには限界はありません。
稼ごうと思えばどこまでも稼げますが、そのためには効率化できる部分は効率化し、きちんとリサーチするのが大前提。
ただ商品を売っているだけでは達成できません。
目標を立てて計画を練り、ebayでの物販ビジネスを「仕組み化」する。
そうすることにより、月収10万円どころか50万円、100万円の壁を突破できるでしょう。
「自分の行動計画が正しいか見てほしい」といった悩みがあるのなら、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてくださいね。
