近頃、フリマアプリのメルカリやヤフオクなどのプラットフォームを活用した物販副業の人気が高まっています。
物販副業とは不要になったものを売ったり、安く売られている中古品を仕入れて売ったりすることを指します。
物販が活発になったことにより、「もっと稼げる方法はないの?」と探す人も増えました。
そんな人におすすめなのが、ebayを使用した輸出物販です。
国内だけではカバーしきれないアイテムを世界向けに販売するこの手法は、きちんと対策して運用すれば国内向けだけの物販ビジネスよりも遥かに稼げます。
そこで、この記事ではebay輸出の基礎知識とメリット・デメリットについて解説します。
そもそもebayとは?
ebayは1995年にアメリカで誕生したオンラインのマーケットプレイスです。
世界約190ヵ国で展開する、世界最大の規模を誇る越境ECサイトとして知られています。
企業はもちろん個人でもセラー(出品者)として参入でき、個人間での輸出入が簡単にできるというのが大きな特徴として挙げられます。
新品から中古品まで豊富なラインナップが揃っており、国内ではなかなかお目にかかれないレアなアイテムと出会えるというのも大きな魅力。
販売機会が格段に広がるebayは、これからの物販副業で欠かせないプラットフォームになると言われています。
ebayを使用するメリット

前述した通りebayは世界規模で商品の売買ができる最大手越境ECです。
そんなebayを活用して物販事業を行うのには以下のメリットがあります。
- バイヤーが非常に多い
- ライバルがまだ少ない
- 売れるアイテムも多い
詳しく見てみましょう。
バイヤーが非常に多い
ebayの最大のメリットは、販売対象が世界ということです。
世界中のバイヤー(購入者)に向けて出品できるので、国内向けのみの物販に比べて分母が桁違い。
売れるカテゴリーも広く集客もしやすいので、国内向けのみの物販よりも販売機会は非常に多いと言えるでしょう。
ライバルがまだ少ない
ebayは世界に向けた越境ECですが、日本国内ではまだそれほど認知度が高いとはいえないのが現実です。
知ったとしても世界が相手ということで言語の壁に尻込みして参入できないでいる人も少なくありません。
そのため、現状ではライバルとなる競合セラーがまだまだ少ないと言えます。
売れるアイテムも多い
日本のブランド品のなかには売れるアイテムが多いというのも見逃せません。
日本製品が好評というのもありますが、日本限定のトレカや日本限定コンテンツのアイテムへの注目度が高まっているのも参入する上でのメリットと言えるでしょう。
ebayを使用するデメリット
ebayにはメリットがあるのはお判りいただけたと思います。
しかし、メリットがある以上、当然ながらデメリットも存在します。
ebayのデメリットは以下の通り。
- 利益を得るまでに時間がかかる
- 為替の影響が起きやすい
- 悪質なユーザーが普通にいる
詳しく見てみましょう。
利益を得るまでに時間がかかる
バイヤーが多いというのが大きなメリットと述べましたが、バイヤーは多くても利益がすぐに得られるかというのは別の話です。
ebayはセラーのレベルに応じた出品制限(セリングリミット)が設けられています。
一定の評価を積まなければこのセリングリミットはなかなか上がらないので、はじめてすぐに大きな利益を得るというのはシステム上難しいとしか言えません。
ebayで利益を得ていきたいのなら、中長期的な運用を覚悟する必要があります。
為替の影響が大きい
ebayは越境ECということもあり、通貨はドルでの取引になります。
昨今の円安の状況では、海外の通貨に比べて日本円が安く買い手がつきやすい状況と言えますが、円高になってしまうと買い手がつきにくくなります。
そうした為替の影響がダイレクトに響くというのもebayのデメリットと言えるでしょう。
悪質なユーザーが普通にいる
海外向けの物販をする以上、悪質なユーザーがいるのは覚悟しなければなりません。
悪質なユーザーは日本国内で物販していても当然いますが、世界が相手になると想像できないトラブルというのもあり得ます。
ユーザーとトラブルが発生した場合、運営へ迅速に問い合わせしたりブラックリストに入れたりという行動を自分で行わなければならないというのを強く意識する必要があります。
ebay輸出はデメリットもあるがメリットが大きい手法
ebay輸出は利益がなかなか得られにくいというデメリットはありますが、長期的に運用すれば国内向けだけの物販よりも大きく稼げるビジネスプラットフォームです。
国内物販でなかなか収益が上がらないという人は、少しだけ海外にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
ebay輸出を効率的に学ぶなら、物販ステーション@じんこまのコンサルがおすすめです。