ebay輸出において、バイヤーが商品を買うかどうかの決断は、そのほとんどが画像の良し悪しで決まります。
どれだけ状態が良い商品でも、画像の撮り方が微妙だとなかなか売れません。
「高いカメラがないと、きれいな写真は撮れないんじゃ……」
人によっては撮影する機材の問題だと思うかもしれませんが、実際のところはスマホで十分対応可能です。
そこで、この記事ではスマホで売れる商品写真を撮るための簡単なコツについて詳しく解説します。
スマホと100均でできる写真撮影の簡単準備

きれいな写真を撮るために、高価な機材は必要ありません。
身の回りにあるものと100円ショップで揃うもので十分撮影可能です。
重要なのは以下の3つ。
- スマホのレンズを拭く
- 白い背景を用意する
- 自然光が入る場所を確保する
詳しく見てみましょう。
スマホのレンズを拭く
意外と忘れがちなのがスマホのレンズ汚れ。
撮影前には、メガネ拭きなどの柔らかい布で、必ずレンズをきれいに拭きましょう。
これだけでも写真のクリアさが格段に変わります。
白い背景を用意する
背景を白にして商品をきれいに見せるのが、ebayに掲載する画像の基本です。
100円ショップで売っている模造紙や白い壁などを活用するだけでも、写真をきれいに撮影できます。
本格的な写真撮影をしたいのなら、AmazonをはじめとしたECサイトで販売されている安価な撮影ブースを使用するのも良い選択肢と言えるでしょう。
自然光が入る場所を確保する
写真が一番きれいに撮れるのは、太陽の光(自然光)です。
そのため、日中の明るい時間帯に、窓際で撮影するのがおすすめ。
商品の色が自然に見え、影も柔らかくなります。
自然光を取り入れるのが難しい場合は、安価で購入できる撮影ライトを購入すると良いでしょう。
ebay輸出で掲載する写真の撮影ポイント
ebayでは、1つの商品に対して最大で24枚まで写真を登録できます。
たくさん撮っておくに越したことはないけれど、なにを撮ればいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
以下のポイントを押さえて撮影すれば、バイヤーに必要な情報はほぼ伝わります。
ちなみに、ebayでは出品画像についてのポリシーも設定されているので、画像を撮影・加工する前にしっかりチェックしておきましょう。
1枚目:本体と付属品をすべて並べた写真
検索結果にも表示される1枚目の写真はとても重要。
そのため、トップ画像には商品の本体に加えて、箱や説明書といった付属品を一緒に写真に収めましょう。
そうすることにより、「何が手に入るのか」をバイヤーが理解できるようになります。
2枚目以降:様々な角度から商品を撮る
2枚目以降の写真は、商品の魅力を多角的に伝えるために使います。
- 商品の全体像がわかる写真(正面、後ろ、横、斜めなど)
- ブランドのロゴや型番、製造番号の接写
- 商品の特徴的な部分のアップ
バイヤーが、商品を実際に手に取って見ているかのような感覚になれる写真を撮るのが理想です。
目立つ傷や汚れは正直に撮る
商品に傷や汚れがある場合、できる限り正直に写真に撮って見せるというのも重要です。
特に、誰が見てもわかるような大きな傷や、目立つ汚れは隠さずに伝えましょう。
とはいえ、すべての細かなスレや傷などを過度に撮って掲載する必要はありません。
隠していてクレームに繋がりかねない情報はできるだけ開示し、ほかの写真で魅力を最大限伝えましょう。
写真は正直さが一番!スマホで商品の魅力を伝えよう
スマホで売れる商品写真を撮るためのコツは以下の通り。
- 撮影前の準備は「レンズを拭く」「白い背景」「自然光」が基本
- 1枚目の写真は、本体と付属品をすべて並べて全体像を見せる
- 目立つ傷や汚れは正直に見せることが、セラーとしての信頼に繋がる
きれいな写真といっても、プロが撮ったような芸術的な写真でなければいけないというわけではありません。
バイヤーが知りたい情報がきれいに撮影されていて、わかりやすく伝えられている写真が「売れる写真」です。
「もっと実践的な写真の撮り方が知りたい」という人は、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてはいかがでしょう?