ebay輸出を続けていく上で、商品が出品できるかどうかは気になるところですよね。
普段、何気なく出品していたとして、万が一出品してはいけないアイテムを展開してしまえば、税関で返されたり、ebayでペナルティを受けたりなどの問題が発生する恐れがあります。
そして、ebayで出品が制限されるアイテムは、実は意外にたくさんあるものです。
そこで、この記事ではebay輸出で出品できないものについて詳しく解説します。
出品できないものは3つのルールで決まる

ebay輸出で「出品できないもの」は、ebayのローカルルールだけではない、さまざまな要因で制限されています。
出品が制限されている理由は大きくわけて以下の3つ。
- ebayの規約で禁止されている
- 法律で禁止されている
- 配送会社のルールで送れない
この3つの理由について解説します。
ebayの規約で禁止されている

ebayで出品禁止、もしくは制限されている商品は当然ですが出品できません。
品目は多々ありますが、とくに初心者が注意すべきものは以下の通り。
- 危険物や武器類
- アダルト関連商品
- VeRO(知的財産権保護プログラム)
そのほかの出品禁止アイテムのリストは公式サイトにもあるので、詳しく知りたい人はチェックしてみてください。
危険物や武器類
銃火器やナイフといった武器類はもちろん、花火や発火物などの危険物も出品禁止です。
また、エアガンやエアライフルも規定外のものは出品できません。
アダルト関連商品
成人向けのコンテンツや商品は厳しく制限されています。
アート作品などの一部例外はありますが、基本的には出品できないと思っておきましょう。
タバコやアルコール
タバコ、電子タバコ、そしてアルコール飲料の出品は、基本的に禁止されています。
VeRO(知的財産権保護プログラム)
ebayで採用されている知的財産権保護プログラムのVeROに反する出品もやめましょう。
偽ブランド品は当然ですが、VeROに厳しいブランドのアイテムは、特定の国への販売が制限されている場合があります。
法律で輸出が禁止されている
関税法をはじめとした法律によって、海外への持ち出しが禁止されているものもあります。
ebayの規約では問題なかったとしても税関で止められてしまうものがあるというのも理解しておきましょう。
ワシントン条約に注意
とくに注意したいのが「ワシントン条約」に抵触する商品です。
ワシントン条約は絶滅の恐れがある野生動植物を守るために定められた国際的な決まりのことを指します。
たとえば、ローズウッドという木材を使ったアイテムや、一部の爬虫類皮革を使った製品などは、この条約によって輸出ができない可能性があります。
配送会社のルールで送れない
最後に、日本郵便やクーリエ(FedEx、DHLなど)といった、配送会社が定めているルールに抵触してしまって輸出できないものもあります。
法律で禁止されていなくても取り扱いを断られるものがあります。
航空危険物
とくに注意が必要なのが「航空危険物」です。
- 引火性のある液体(香水、マニキュア、アルコール度数の高いお酒など)
- スプレー缶
- リチウムイオン電池(スマホやノートパソコンなどに内蔵されているもの)
リチウムイオン電池は発送できる場合もありますが、厳しい梱包条件をクリアする必要があります。
迷ったら出品しない!安全第一がなにより大事
ebay輸出で出品できないものを把握するために必要なのは以下の3つのポイント。
- 出品の可否は「ebay」「日本」「配送会社」の3つのルールで判断する
- 知的財産権を守る「VeRO」のルールも、とても重要
- 香水やスプレー缶など、意外なものが「航空危険物」に該当することも
出品したいと考えた商品が、これらに少しでも抵触する可能性があるのなら、その商品は出品しないほうが良いでしょう。
再度伝えますが、出品制限されている商品を販売、もしくは出品してしまうと、税関で返されたりebayのペナルティを受けたり、最悪の場合アカウント停止されてしまう可能性すらあります。
「この商品は、出品してもいいのかな?」と不安を覚えるのなら、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてはいかがでしょう?