近年、ebayをはじめとした越境ECが、効率的に物販副業で使えるとして人気を集めています。
そして、アジア地域のなかでも韓国や台湾に特化したサービスとして挙げられるのが、韓国発のプラットフォーム「Coupang(クーパン)」。
ただ、ネットではCoupangが日本事業から撤退した、というニュースも目にすることも多く、
「Coupangって、日本でのサービスを終了したって聞いたけど……」
このように不安や疑問を覚える人も少なくありません。
たしかに、日本国内向けの配達サービスは終了しましたが、セラーとして運用できないかといえば、そんなことはありません。
そこで、この記事では日本からセラーとしてCoupangで稼ぐ方法について解説します。
今さら聞けない「Coupang」とは

Coupangがどのようなプラットフォームなのか、基本からおさらいしましょう。
「韓国のAmazon」と呼ばれる巨大ECサイト
Coupangは、韓国内の最大規模のEコマースサイトとして知られています。
「ロケット配送」と呼ばれる独自の配送サービスが人気を博しており、韓国のオンライン物販市場を席巻しています。
「日本撤退」の本当の意味
そんな越境ECサイトのCoupangですが、2023年に日本事業を撤退したことがニュースになりました。
この「日本撤退」ですが、正確にいうと日本国内で食品や日用品を届ける「Coupang Japan」のサービスが終了した、という意味です。
購入者として韓国と同じように利用するのはできなくなりましたが、韓国や台湾のCoupangに出店することとは別の話なので、混同しないようにしましょう。
セラーとしてCoupangが魅力的な理由
越境ECを運用するにあたり、ebayやAmazonだけでなく、Coupangも選択肢として検討したいところです。
ここでは、Coupangがおすすめな理由を3つ紹介します。
EC化が加速する巨大な韓国市場
韓国は、EC利用率が世界でもトップクラスの市場です。
国際的に見ても物理的に距離が近く、親和性も高い韓国の消費者に、日本のアイテムを販売するというのは理にかなっているといえるでしょう。
急成長中の台湾市場も狙える
Coupangは韓国の企業ですが、近年は台湾でもサービスを拡大しています。
台湾もまた、日本と距離も親和性も高い市場として知られており、一つのプラットフォームで2つの市場にアプローチできるのは、越境ECを運用するうえで大きな魅力です。
日本人セラーがまだ少ない「ブルーオーシャン」
ebayやAmazonといったプラットフォームに比べて、Coupangの日本人セラーはそれほど多くありません。
現在はライバルが少なく、先行利益が得やすい状況といえます。
Coupangのはじめ方 3つの手順
Coupangで販売をはじめるにはどうすればいいのかが気になる人も多いでしょう。
ここでは、おおまかな流れを3つの手順で紹介します。
グローバルセラーとしてアカウントを登録する
Coupangのセラー向けのサイトから、販売者としてのアカウント登録を行います。
その際、事業者情報や本人確認書類などが必要になるので事前に準備しておきましょう。
商品を登録して出品する
アカウントが承認されたら、商品をCoupangに登録します。
商品の写真や説明文は、顧客に響くように工夫しましょう。
画像の撮影については、越境ECで使える撮影方法についてまとめた記事があるので、そちらをチェックしてみてくださいね。
注文を受けたら商品を発送する
注文が入ったら、商品を梱包して発送します。
国際発送は国内向けよりも運送距離が長く、荷物の取り扱い方も日本とは異なるので、やりすぎなくらい丁寧に梱包しましょう。
Coupangは狙い目の越境EC!
今回は、Coupangの魅力と、セラーとしてのはじめ方について解説しました。
- Coupangの日本撤退は国内向けサービスの話で販売するのはは今でも可能
- 韓国・台湾市場に、ライバルが少ない状態で参入できるチャンスがある
- はじめ方は、グローバルセラーとして登録し、商品を登録・発送するという流れ
「日本撤退」というニュースによって、多くの人が「もう終わった」と勘違いしていますが、実のところCoupangはセラーとしてなら問題なく利用できます。
そして、人が減っているいまだからこそ、Coupangは日本のセラーにとって大きなチャンスが転がっている市場といえます。
越境ECでアジア向けの販売を強化したいのなら、Coupangをチェックしてみてくださいね。
越境ECの運用に関して悩みや疑問があるという人は、物販ステーション@じんこまのコンサルで相談してみてはいかがでしょう?
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