Chrono24は物販界隈で近頃注目されている、時計特化の越境ECプラットフォームです。
そんなChrono24で腕時計を売りたいセラーも多いと思いますが、手数料がいくらかかるのかについては事前にしっかり把握しておきたいところですよね。
「出品は無料って聞いたけど、本当?」
「結局、手元にいくら残るの?」
といった疑問を持つのは当然のことといえるでしょう。
そこで、この記事ではChrono24の個人セラー向け手数料について解説します。
Chrono24の基本的な手数料体系

まず、Chrono24の料金体系の大きな特徴として挙げられるのが、出品(掲載)自体は無料ということ。
商品が売れるまでは一切費用がかからず、売れたときだけ手数料が発生する「成功報酬型」のシステムになっています。
個人セラーが支払う「成約手数料」は6.5%
個人セラーとして出品した時計が売れた場合、支払う手数料は「成約手数料」のみ。
手数料の金額は、販売価格の6.5%です。
この手数料は、商品の販売価格に対して計算され、購入者が支払う送料は手数料の計算に含まれません。
購入者が負担する費用も知っておこう
セラーが直接支払うわけではありませんが、購入者側も負担する費用があります。
これを知っておくと、購入者の総支払額をイメージしやすくなりますし、販売価格を決める際の参考になります。
買い手保護サービス手数料
購入者は、安全な取引を実現するエスクローサービス(トラステッドチェックアウト)の利用料として、Chrono24に手数料を支払います。
輸入消費税や関税
海外の購入者に販売した場合、購入者は商品を受け取る際に、自国の輸入消費税や関税を支払う必要があります。
利益はいくら残る?計算シミュレーション
では、実際に時計が売れたとき、セラーの手元にはいくら残るのでしょうか。
具体的な例で計算してみましょう。
50万円の腕時計が売れた場合
たとえば、出品した腕時計が50万円で売れたとします。
その場合、支払う成約手数料は、
500,000円 × 6.5% = 32,500円
となります。
そして、Chrono24からあなたへの入金額(売上)は、
500,000円(販売価格) – 32,500円(成約手数料) = 467,500円
この467,500円が、Chrono24から口座に支払われます。
最終的な利益を出すには、この売上から商品の仕入れ値や送料を引きます。
467,500円(売上) – 送料 – 仕入れ値 = 最終的な利益
という計算式になります。
手数料で損しないための注意点
計算方法がわかったところで、最後に利益を確保するためのポイントを確認しましょう。
送料は正確に設定する
成約手数料の計算に送料は含まれませんが、送料の見積もりが甘いと、その分、利益が減ってしまいます。
特に海外へ発送する場合は、梱包後のサイズと重さを想定して、配送料金を正確に調べて設定するのが重要です。
販売価格は手数料を考慮して決める
販売価格を決める際は、必ず6.5%の成約手数料が引かれることを前提に考えましょう。
「(販売価格 × 0.935) – 送料 – 仕入れ値」で利益がプラスになるよう価格設定をすることが大切です。
Chrono24の手数料はシンプル!きちんと把握して利益を残そう
今回は、Chrono24の個人セラー向け手数料について解説しました。
- 個人セラーの成約手数料は、販売価格の6.5%とシンプル
- 出品は無料で、時計が売れたときにだけ費用がかかる成功報酬型
- 利益計算は「(売上 – 手数料) – 送料 – 仕入れ値」で考えよう
Chrono24の料金体系は分かりやすく、セラーにとって良心的といえるでしょう。
この記事を参考に、あなたの売りたい時計の利益計算をしてみてくださいね。
「もっと詳しい出品方法が知りたい」「自分の時計の価値がわからない」など、もっと詳しいノウハウを知りたい場合は、物販ステーション@じんこまのコンサルも活用してみてくださいね。
