Chrono24は、ドイツ発の時計に特化したマーケットプレイスです。
個人・法人問わず世界中の販売者が登録しており、希少なアイテムや型が古い時計、中古の時計を手に入れられるとあって人気を博しています。
また、買い手として有益なサイトなのはもちろんのこと、セラーとして活用する人も近頃は増えてきました。
日本人のセラーも多いようで、登録店舗数は世界で第三位と言われています。
当サイト「物販ステーション@じんこま」の読者やコンサルを受けている人からも注目度が高まっているのを感じます。
そこで、この記事では時計に特化した越境ECのChrono24で、セラーとして活動するための手順について解説します。
個人と法人では登録方法が異なる

Chrono24は個人・法人問わず利用可能です。
販売者としても同様で、個人でも簡単に販売できますし、法人として登録するのもそう難しくはありません。
ただ、覚えておきたいのが、個人と法人では手順が少々異なるということ。
個人の設定方法については後述しますが、法人の販売事業者として登録する場合は月額料金が発生します。
30日間はトライアルで無料活用できますが、それ以降は以下の通り。
| 時計25点以下 | 199ユーロ |
| 時計50点以下 | 369ユーロ |
| 時計75点以下 | 499ユーロ |
| 時計100点以下 | 629ユーロ |
| 時計150点以下 | 829ユーロ |
| 時計250点以下 | 1,069ユーロ |
| ~以降、点数により料金変動。詳細はChrono24公式サイトにてご確認ください。 | |
25点以下でも、日本円にして約35,000円程度の料金が発生します。
時計の売買となれば1点あたりの金額が高いため、出店手数料と考えればそれほど高額とは言えません。
しかし、個人で利用する前提で、販売本数も10点にも満たないうちから販売事業者登録するのはメリットがありません。
また、ビジネスとして販売事業者登録するためには、法人、もしくは個人事業主として開業している必要があります。
そのため、個人として商品を売買したいと考えているのなら、まずは個人で販売を行い、販売実績が付いてきたら改めてビジネスアカウントを取得したほうが良いでしょう。
Chrono24で個人販売する方法について解説

ここからは、ビジネス販売事業者ではなく個人で時計を販売するケースについて解説します。
Chrono24のアカウントを作成する
まずは、Chrono24のアカウントを作成します。
具体的な開設方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
商品の広告を作成する

Chrono24に出品する場合、まずは広告を作成します。
「出品 = 広告」と考えて問題ありません。
販売を考えている時計を選択すると、選択した時計の情報が自動で反映されます。
順に見てみましょう。
リファレンスナンバー、ブランドなどを入力する

Chrono24のマイページにある「広告を作成する」もしくは「時計を販売」をクリックします。
その後、広告作成ページに移行するので、販売する時計のリファレンスナンバーやブランドなどを入力します。
すると、ドロップダウンメニューに、入力した情報に該当する時計が表示されるので、出品商品と同じものを選択しましょう。
販売する商品に間違いがなければ「今すぐ始める」をクリックします。
補足情報を入力する

次に、出品する時計の特徴があれば入力します。
こちらは任意ですが、詳細が入力されているほうが売れる可能性が高まるので、できる限り入力しましょう。
るかどうかの入力を求められるので、こちらについても正直に答えましょう。
時計の詳細情報を入力する

時計のシリアル番号や製造年などを入力する画面が表示されるので、わかる限りの情報を入力していきましょう。
付属品の有無

付属品の有無も入力します。
ボックスがあるかどうか、書類関係
時計の写真をアップロード

次に、手持ちの時計の写真をアップロードします。
写真撮影のヒントに従って撮影しましょう。
時計の所有確認

時計を本人が持っているかどうかの確認が行われます。
指示に従って時刻を合わせた画像をアップロードしてください。
この項目があるので、無在庫での転売や手元にない時計の販売はできません。
時計のコンディション

時計の使用感も聞かれるので、ここは素直に答えましょう。
時計の詳細情報

直近でオーバーホールしていたり、修理をしていたりといった、詳細な情報も入力します。
販売価格の設定

販売価格を設定します。
入力した情報を基に評価額が提案されます。
この額で出品するか、もしくはリサーチした情報を基に算出するかは出品者の判断に委ねられます。
相場から外れ過ぎた額を入力すると買い手が現れない可能性もあるので注意しましょう。
広告作成の完了
以上で広告(出品)の作成完了です。
出品は無料で手数料がかかる
Chrono24で個人アカウントが時計を出品する場合、出品自体は無料で行えます。
ただし、売れた場合には販売代金の6.5%が販売手数料として徴収されます。
販売が成立した段階で請求され、販売者に売上を入金する際に手数料を引くという形式になっています。
個人で同時に販売できるのは10点まで
個人アカウントで時計を販売する場合、同時に出品できるのは10点までです。
それ以上を出品するのなら、ビジネスアカウントを作成して、販売事業者として出品する必要があります。
まずは個人で出品するところからはじめよう
Chrono24は、手持ちの時計を高く販売できる越境ECプラットフォームです。
いきなりビジネスとして運用しようとすると月額が発生するので、まずは個人出品者として少数の出品からはじめるのがおすすめです。
腕時計の越境EC運用方法について詳しく教えて欲しいという人は、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてはいかがでしょう?
まずはLINEでお気軽にお問い合わせくださいね!
