catawikiをセラーとして運用する場合、当然ですが出品する必要があります。
ただ、catawikiは事前に審査があるのが怖くて、いまいち出品に踏み込めないという人も少なくありません。
「catawikiに出品してみたいけど、専門家の審査ってなんだか厳しそう……」
「商品の価値をうまく伝える方法はないの?」
以上のように、審査の難しさと商品の見せ方や説明の具体的な方法について不安を覚える人は多いものです。
そこで、この記事ではcatawikiの出品方法と、審査を通過するための「写真」と「説明文」の具体的なコツについて解説します。
出品前に済ませておきたい2つの準備

catawikiの出品では、いきなり入力フォームに情報を打ち込むまえに、まずは情報を整理するのが重要です。
この準備をするかどうかが審査結果に大きく関わるので、ここはきちんと行いましょう。
商品の魅力を引き出す写真撮影
商品の写真は、バイヤーが興味を持つかどうかがわかれる最初の入り口といっても過言ではありません。
撮影する機材はスマホでもかまわないので、商品の状態が正確に伝わるように手間をかけて撮影しましょう。
明るい自然光が当たる場所で撮ると、商品の色や質感がきれいに写るのでおすすめです。
そして、背景は商品以外の余計な情報が入らないよう、白い壁や無地の布などシンプルなものを選びましょう。
全体像はもちろん、ブランドロゴや型番、細部の装飾も撮影し、キズや汚れがある場合は、できる限り写しましょう。
最低でも5枚以上、できれば10枚ほど写真があると、商品の情報がしっかりと伝わります。
商品撮影については、別のプラットフォームにはなりますがebayの出品写真について解説した記事でも詳しく述べているので、気になる人は参考にしてください。
商品の価値を伝える情報収集
専門家は、その商品が本物か、どんな価値があるのかを判断するためにも、正確な情報を求めます。
正しく審査してもらうためにも、出品前に商品の情報を詳しく調べておきましょう。
具体的には、
- 正確なモデル名
- 製造された年
- サイズ
- 素材
上記の正確な情報を得ておくことが重要です。
その商品の歴史や背景などがわかれば、そちらも記載しておきましょう。
箱や保証書、説明書といった付属品があるかどうかも、忘れずにチェックしておきましょう。
専門家の審査に通る!出品ページの作成手順
準備が整ったら、次は実際の出品ページ作成です。
商品のカテゴリを正しく選ぶ
はじめに、出品する商品がどのカテゴリに当てはまるかを選びます。
ここで正しいカテゴリを選ぶことで、その分野に適した専門家の審査が受けられます。
カテゴリ分けに悩むようなら、自分が出品したいものと似たアイテムが、どのカテゴリで売られているかを参考にしてみましょう。
商品説明文の書き方
準備しておいた情報を基に、商品の説明文を作成します。
文章の冒頭に、その商品の魅力的なポイントを記載すると、読んだ人の興味を引きつけられます。
商品の状態は、良い点も悪い点もできる限り正直に書きましょう。
文章は英語で書く必要がありますが、翻訳ツールを使えば十分に対応できます。
翻訳ツールについては別の記事にまとめているので、そちらを参照してください。
最低落札価格と送料を設定する
「これ以下の価格では売りたくない」というボーダーラインがある場合、最低落札価格(リザーブプライス)を設定しましょう。
設定しない場合は1ユーロからオークションがはじまるため、予想外の安値で落札されて赤字になるリスクがあります。一方で、入札が集まりやすくなるメリットもあるので、商品の状態や市場の動向を見て判断しましょう。
送料は、利益計算に直結する重要な項目です。
届け先の国ごとに、追跡可能な発送方法の料金をしっかり調べて設定しましょう。
審査に落ちてしまったら?
catawikiでは、専門家の基準に満たないと判断されると、出品が承認されないこともあります。
審査に落ちてもペナルティはありませんし、アカウントに傷がつくこともありませんが、出品が反映されないのは悲しいですよね。
そうならないためにも、落ちついて行動するのが肝心です。
専門家からのフィードバックを確認する
出品が承認されなかった場合、その理由がメールで送られてきます。
「写真が暗すぎるので撮り直してください」
「この部分の情報が不足しています」
など、具体的な改善点が示されていることが大半です。
指摘された点を改善して再申請する
専門家からのフィードバックに従い、指摘項目を修正して、改めて申請してみましょう。
これを繰り返していくうちに、catawikiがどんな情報を求めているのか、だんだんわかってくるはずです。
事前準備が審査を通るコツ!きちんと対応して利益を得よう
今回は、catawikiの出品方法と、専門家の審査を通過するためのコツについて解説しました。
- 出品の成功は「写真」と「情報収集」という事前準備で決まる
- 商品説明文は、商品の価値と状態を正直に伝えることが重要
- 審査に落ちても、フィードバックを元に改善して再挑戦できる
catawikiは、ほかの越境ECとは一味異なるオークションサイトです。
出品する商品についてのバックボーンを把握し、商品説明できちんと伝えれば審査も通りやすくなりますし、コレクターの注目も集めやすくなります。
まずは、出品してみたいコレクションを、自前のスマホで撮影するところからはじめてみるとよいでしょう。
「自分の商品の価値がわからない」「越境ECの運用についてもっと詳しく知りたい」と考えるのなら、物販ステーション@じんこまのコンサルがおすすめです。
