Discogsでレコード販売をはじめたいけれど、手数料に関する情報が少なくて不安を覚える人は多いのではないでしょうか?
販売手数料は9%という情報を見かけるけれど、
「本当にそれだけで済むの?」
「なんか思ったより手元に残るお金が少ない気がする……」
このように、実際の収益について判断がつかず、いまいちDiscogsを利用するのを躊躇してしまうケースも少なくありません。
そこで、この記事ではDiscogsを運用する上での手数料の全体像と、利益計算の方法についてわかりやすく解説します。
Discogsの手数料は主に2つ

Discogsのセラーが支払う手数料は、大きく分けて2種類あります。
Discogsに支払う「販売手数料」
基本となるのが、Discogsというプラットフォームの「販売手数料」です。
これは、商品が売れた際にかかる手数料で、商品価格の9%が引かれます。
重要なポイントとして、送料を含まない商品本体の価格に対してのみ計算されるという点が挙げられます。
PayPalに支払う「パートナー手数料」
多くの人が見落としがちですが、売上金を受け取る際に「パートナー手数料」が発生します。
Discogsの売買は主にPayPalを通じて行われるため、セラーは売上金を受け取る際に、PayPalに手数料を支払う必要があります。
手数料は自動的に差し引かれる
Discogsで発生する手数料「販売手数料」は、売上金から自動で差し引かれます。
また、PayPalのパートナー手数料は、支払い時点で差し引かれます。
つまり、セラーの手元にくる売上金は、受け取る時点ですべて手数料が引かれた状態になっていると覚えておきましょう。
利益はいくら残る?計算シミュレーション
では、この2種類の手数料を考慮すると、実際に手元にはいくら残るのでしょうか
具体的な例で計算してみましょう。
5,000円で出品したレコードが、海外の購入者に売れたと仮定します。
Discogsへの販売手数料(9%)
5,000円 × 9% = 450円
PayPalへの決済手数料(海外取引の場合 約4.1% + 40円)
5,000円 × 4.1% + 40円 = 245円
※PayPalの手数料率は変動する可能性があります。
手元に残る売上
5,000円 – 450円(Discogs手数料) – 245円(PayPal手数料) = 4,305円
この4,305円が、送料や仕入れ値を除外した売上です。
手数料の全体像を理解して、賢く販売しよう
今回は、Discogsの手数料について、その全体像と利益計算の方法を解説しました。
- Discogsの手数料は「Discogsへの販売手数料9%」と「PayPalへの決済手数料」の2階建てで考える。
- 利益計算は、両方の手数料を差し引かないと正確な金額が出ない
「9%だけ」と考えていると、思ったより利益が少なくてがっかりしてしまうかもしれません。
手数料の正しい知識を身につけて、しっかり利益を確保できる販売計画を立てていきましょう。
「自分の送料設定が適正か見てほしい」といった、Discogsの運用に関する悩みがあれば、物販ステーション@じんこまのコンサルで相談してみてくださいね。
LINEの友だち追加はこちらから!
