世界中のレコードコレクターが利用している、音楽データベース&マーケットプレイスの「Discogs(ディスコグス)」。
レコードを売買したいセラーからしても、シンプルに音楽が好きという人からしても、Discogsは魅力的なサービスですよね。
ただ、Discogsに不慣れだと、「なんだか機能が多くて、どう使えばいいか分からない……」と困惑してしまう人も少なくありません。
そこで、この記事ではDiscogsのデータベースの活用法から、売買の手順まで、基本的な使い方をわかりやすく解説します。
Discogsの「データベース」を使いこなす

Discogsでの売買をはじめる前に、まずはDiscogsの中心といえるデータベース機能の基本を理解しましょう。
自分のレコードの価値を調べる
Discogsのデータベースには、同じアルバムでも国や年代、盤の色違いなど、無数のバージョンが登録されています。
売りたいレコードの型番などで検索して、どのバージョンなのかを特定することにより、そのレコードの過去の取引価格や現在の市場価値をチェックできます。
自分の所持品を管理する「コレクション」機能
自分が所有しているレコードをデータベースに登録し、コレクションとして管理できます。
自分のコレクション全体の推定価値が自動で表示されるため、資産管理ツールとしても便利です。
欲しいレコードを見つける「ウォントリスト」機能
探しているレコードを「ウォントリスト」に登録しておけば、その盤がマーケットプレイスに出品された際に通知を受け取れます。
希少なレコードを仕入れたい、購入したいという人におすすめの機能です。
Discogsでレコードを買う手順
世界中のセラーからレコードを購入する際の基本的な流れです。
欲しい盤のページで出品者を選ぶ
データベースで欲しいレコードのページを開き、「マーケットプレイス」の項目を見ると、その盤を出品しているセラーの一覧が表示されます。
価格のほか、セラーの評価や所在地を確認して、購入する相手を選びましょう。
送料を確認して注文する
セラーによって送料は異なります。
注文に進むと、セラーがあなたの所在地に応じた送料を計算して請求してくれるので、合計金額に納得したら支払いに進みます。
支払いはPaypalで行われます。
Discogsでレコードを売る手順
ここからは、Discogsでレコードを売る際の手順について解説します。
データベースから売りたい盤を特定して出品する
まずはデータベースで、販売したいレコードと一致するページを探します。
そのページで「出品する」を選び、盤とジャケットの状態(グレーディング)と、販売価格を設定します。
送料を請求して入金を待つ
出品に注文が入ると、Discogsから通知が来ます。
通知が来たら、購入者の所在地に合わせて送料を計算して、合計金額を請求しましょう。
そして、購入者が支払いを済ませるのを待ちます。
商品を梱包して発送する
入金が確認できたら、レコードが破損しないように梱包して発送します。
海外への発送の場合は追跡番号付きの発送方法を選び、発送後にその番号を購入者に伝えましょう。
まずはデータベースを触るところから始めよう
今回は、Discogsの基本的な使い方について解説しました。
- Discogsの基本は「データベース」機能にある
- 購入する際は、セラーの評価と送料をしっかり確認することが大切
- 販売する際は、正確な盤の特定と、注文後の請求、安全な発送が基本の流れ
Discogsの使い方に慣れないうちは少し戸惑うかもしれませんが、慣れればそれほど複雑ではありません。
まずは自分の好きなアーティストや、持っているレコードをデータベースで検索してみて、Discogsの基本的な使用方法を覚えましょう。
「レコードの詳しい梱包方法が知りたい」「海外の購入者とのやり取りが不安」など、セラーとしてのより具体的なノウハウを知りたい場合は、物販ステーション@じんこまのコンサルも活用してみてくださいね。
