ebay輸出のなかでも、中古カメラは世界中から高い需要がある鉄板ジャンルです。
とくに、日本製の高品質なカメラは、海外のファンやコレクターから絶大な人気があります。
「でも、カメラなんて専門的で難しそう……」
このように思うかもしれませんが、ポイントを押さえておけばそれほど難しくはありませんよ。
そこで、この記事では中古カメラをebayで販売するために必要な知識について解説します。
カメラの種類や検品方法、高く売るためのコツについても紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
なぜ中古カメラはebay輸出でおすすめなのか

まずは、中古カメラが越境ECにおいて人気を集める理由について解説します。
世界的に活発な中古市場
中古カメラは、世界的に見ても非常に大きい市場として知られています。
とくに日本のメーカーが展開しているカメラの中古品は、品質と価値の両面で高く評価されています。
日本国内で眠っている中古カメラは、海外のバイヤーにとって「お宝」そのものといっても過言ではありません。
真贋トラブルが起きにくい
ブランド品と違いカメラは複雑な光学機器のため、偽物やコピー商品を製造するのが極めて難しいという特徴があります。
そのため、真贋に関するトラブルがほとんど起きないので、セラーとしても取引しやすいという利点があります。
カメラの基本的な種類
カメラと一口にいってもさまざまな種類があります。
主なカメラの種類は以下の3つ。
- デジタルカメラ(一眼レフ / ミラーレス一眼)
- コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
- フィルムカメラ
それぞれについて詳しく見てみましょう。
デジタルカメラ(一眼レフ / ミラーレス一眼)
現在のカメラ市場で主流となっているのがデジタルカメラです。
とくに、レンズ交換が可能な「一眼レフ」や「ミラーレス一眼」は、ebayでも特に人気があります。
コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
近年、2000年代頃の古いコンデジ(オールドコンデジ)が、若い世代を中心に、世界的なブームとなっています。
高精細な現代のカメラよりもフィルムカメラに近い、味のある写真が撮れると評判です。
フィルムカメラ
デジタルカメラが登場する前のアナログなカメラです。
根強いファンが多く、希少なモデルは驚くほどの高値で取引されることもあります。
中古カメラの検品方法|ここをチェックしよう
中古カメラの価値は、品物のコンディションによって大きく変わります。
仕入れや出品の前に、必ず以下の3つのポイントをチェックしましょう。
- 外観のチェック
- 機能のチェック
- (フィルムカメラの場合)内部のチェック
外観のチェック
まずは、ボディに大きな傷や凹みがないかを確認しましょう。
とくに、一眼レフのペンタ部(頭の三角の部分)の凹みは、致命的なダメージに繋がるので、注意が必要です。
機能のチェック
- 電源は入るか、液晶は正常に映るか
- シャッターは切れるか
- AF(オートフォーカス)は正常に動くか
デジカメの場合は、シャッターを何回切ったかを示す「ショット数」も、可能であれば確認しておきましょう。
(フィルムカメラの場合)内部のチェック
フィルムカメラの場合は、さらに内部の状態も重要です。
- ファインダー
- ミラー
- モルト(遮光材)
ファインダーを覗いてみて、カビや曇りがないかチェックします。
そして、ミラーに傷や汚れがないかも確認しましょう。
内部のモルトが劣化している場合も、カメラの取引額に影響するので確実にチェックしておいたほうが良いでしょう。
カメラのクリーニングとメンテナンス
検品して見つかった汚れは、自分でクリーニングするだけでも商品の価値を高められます。
ブロワーでホコリを飛ばしたり、無水エタノールをつけた布でボディを拭いたりするだけでも、印象は大きく変わりますよ。
カメラは状態が命!正しい知識を身につけてお宝を見つけよう
ebay輸出で中古カメラを販売する方法について解説しましたが、ポイントは以下の3点。
- 中古カメラは、海外で非常に需要が高く、真贋トラブルも起きにくい、おすすめのジャンル
- 「一眼レフ」「コンデジ」「フィルムカメラ」など、それぞれの特徴と人気を理解しよう
- 価値を正しく判断するには「外観」「機能」「内部」の、丁寧な検品が不可欠
中古カメラの販売は、少なからず専門的な知識が必要になります。
ただ、そのぶんライバルも少なく、知識を深めれば深めるほど大きな利益に繋がる可能性を秘めています。
「カメラについてもっと詳しく知りたい」という人は、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてはいかがでしょう?