ebay輸出のなかでも、中古のブランド品は世界中から高い需要がある魅力的なジャンルです。
一方、「偽物と疑われるかも」「商品の状態をどう伝えればいいんだろう」といった、ブランド品ならではの難しさやリスクもあります。
そこで、この記事では中古ブランド品をebayで販売する際の具体的な方法についてわかりやすく解説します。
ブランド品出品のリスク

まず、ブランド品を扱ううえで知識は非常に重要です。
以下の2つのリスクをきちんと理解しておきましょう。
- 出品制限(出品規制)に注意する
- 真贋(本物か偽物か)の問題をクリアする
では、詳しく見てみましょう。
出品制限(出品規制)に注意する
ebayでアカウントを開設したばかりの初心者は、ebayのシステムによってハイブランド品の出品を制限しています。
これは、市場に偽物が流通するのを防ぐために取られている措置です。
ハイブランドを販売したいとしても、まずは安価な商品で取引の実績を重ねてebayからの信頼を得るように行動する必要があります。
真贋(本物か偽物か)の問題をクリアする
当然ですが、偽ブランド品の出品はebayの規約で厳しく禁止されています。
出品してしまった場合、法律に抵触するだけでなく、アカウントが凍結されるという重いペナルティが課せられる可能性があります。
仕入れの段階で「これは100%本物だ」と確信を持てる商品だけを扱いましょう。
ブランド品出品の3つのポイント
リスク管理について理解できたら、次は実際の販売に移ります。
ブランド品を販売するときに活用できる3つのポイントについて解説します。
ebayの「真贋保証サービス」を武器にする
ebayには、ブランド品の腕時計やバッグ、財布などを対象とした「真贋保証(Authenticity Guarantee)」というサービスがあります。
対象商品は、一度プロによって鑑定されてからバイヤーの元へ送られます。
このサービスを活用すれば、「ebayお墨付きの本物」という強力な武器を手に入れられます。
真贋がはっきりしていれば、バイヤーも安心して高価な商品を購入できます。
商品の状態を具体的に伝える
中古ブランド品で大切なのは、商品のコンディションを正確に伝えること。
とくに傷や汚れ、匂いといったネガティブな情報を具体的に説明すると良いでしょう。
「ネガティブな情報が書いていたら買わないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、詳細がわからないまま買って届いてから劣悪なものだったとわかるより、事前に詳細がわかっていたほうが買い手は安心するものです。
たとえば、商品説明に「Slight scratches on the metal parts(金具部分に、わずかな擦り傷があります)」といったように、具体的に伝えれば、少なくともその該当部分についてのトラブルは回避できるようになります。
写真は「証拠」として細部まで撮る
商品説明を裏付ける「証拠」として、商品の写真はとても重要です。
全体像だけでなく、ブランドのロゴやシリアルナンバー、説明文に記載した傷や汚れの部分などを撮影しましょう。
写真は、出品した商品の信頼性を証明するための武器になります。
正しい知識で、ブランド品は「金の卵」になる!
ebay輸出で中古ブランド品を販売するための、リスク回避の方法と販売時のポイントについて解説しました。
- 初心者のうちは、いきなり高価なブランド品は出品できない場合がある
- 商品の価値を最大限に高めるには、ebayの「真贋保証サービス」が、とても有効な武器になる
- 傷や汚れといった、ネガティブな情報こそ、正直に、そして具体的に伝えることが、信頼に繋がる
中古ブランド品の販売は、専門的な知識も必要ですし、はっきり言えば難しいジャンルです。
しかし、そのぶんライバルも少なく正しい知識を身につければ、大きな収益の柱になる可能性を秘めています。
「ブランド品の販売ノウハウをもっと知りたい」という人は、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてはいかがでしょう?