ebayで商品が売れた後、配送ラベルの作成や集荷の依頼を自分で一からおこなうのは非常に手間ですよね。
発送一つとっても、日本郵便やクーリエ便のサイトで、一つ一つ手作業で入力するのは面倒なもの。
そんな発送作業を一元管理できるのが、ebay公式の無料ツール「CPaSS(シーパス)」です。
そこで、この記事ではCPaSSの基礎情報と登録方法、実際の発送手順までをわかりやすく解説します。
CPaSSとは?導入する3つのメリット

まず、CPaSSがどのようなツールなのか、その役割とメリットについて理解しましょう。
複数の配送会社のラベルを、一箇所で発行できる
CPaSSを使用する大きな利点として、日本郵便だけでなく、FedExやDHLといったクーリエ便の配送ラベルをすべて同じ場所で作成できるというものがあります。
通常は、配送会社それぞれの別々のサイトにログインして、別々のフォーマットに自分で配送情報を入力しなければいけませんが、その手間が根こそぎなくなります。
ebayの注文情報が、自動で反映される
商品が売れると、バイヤーの住所や商品情報といった、発送に必要なデータが、CPaSSに自動で取得できます。
そのため、面倒な手入力をする必要はなくなりますし、住所の書き間違いといったミスも防げます。
日本語で利用できる安心感がある
CPaSSは、ebay japanが提供しており、日本語で運用できるという特徴があります。
英語が苦手な人でも簡単に操作できるのは、大きなメリットといえるでしょう。
CPaSSの使い方|登録から発送までの3つの手順
それでは、実際にCPaSSを使うための手順を見ていきましょう。
使用する手順は大きく分けて3つ。
- アカウントを登録・有効化する
- 配送ラベルを作成する
- 荷物を発送する(集荷依頼)
アカウントを登録・有効化する
CPaSSを使用するためには、はじめにアカウントを作成しebayアカウントと連携させる必要があります。
公式サイトの指示に従って、必要情報を入力し、アカウントを有効化しましょう。
この初期設定さえ済ませてしまえば、あとはいつでも利用できます。
配送ラベルを作成する
商品が売れたら、CPaSSにログインして「発送待ち」のリストから該当する注文を選びます。
必要事項を入力し、利用したい配送サービス(FedExやDHLなど)を選択すれば、配送料金が自動で計算されます。
内容に問題がないことを確認して、配送ラベルを印刷しましょう。
荷物を発送する(集荷依頼)
配送ラベルを作成したら、その荷物の集荷依頼をかけます。
FedExやDHLといったクーリエ便の場合は、CPaSSの画面上から自宅への集荷依頼を直接おこなえます。
日本郵便の場合は、印刷したラベルを荷物に貼って郵便局の窓口やポストから発送します。
発送作業はCPaSSで一元管理!ebay輸出をもっとスムーズに
今回は、ebay公式の配送ツール「CPaSS」について、その役割と使い方を解説しました。
ポイントは以下の3つ。
- CPaSSは、ebayと配送会社を繋ぐ、公式の無料配送プラットフォーム
- 注文情報が自動で反映され、各種配送会社のラベルを日本語で作成できる
- 使い方は「登録→ラベル作成→発送」の3ステップでとてもシンプル
出品数が増えてきて、発送作業が負担になってきたな……と感じたら、それがCPaSSを導入するタイミング。
手作業によるミスや手間を減らし、ebay輸出をスムーズに運用しましょう。
「CPaSS有効活用方法が知りたい」という人は、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてはいかがでしょう?