ebay輸入のためにブランド品やコレクターズアイテムを探してはみるものの、「これって、本物……?」と不安に感じたことがある人は多いはず。
しかし、出品されている商品をチェックするポイントを知っていれば、そのリスクは大幅に減らせます。
そして、万が一トラブルが起きた場合でも、ebayには手厚い保証制度があります。
そこで、この記事では購入前に確認すべきチェックリストと、偽物が届いてしまった際の返金手順について解説します。
購入前に確認!偽物を避けるためのチェックリスト

偽物と思われる怪しい商品を購入しないためにも、購入する前の見極めが重要です。
ここでは、初心者でも簡単に確認できる3つのポイントを解説します。
セラーの評価(Feedback)に怪しさはないか
そのセラーの信頼性を測るためには、セラーの評価が一番の指標になります。
取引実績と評価が多く、ポジティブな評価(Positive feedback)が99%以上あるセラーを選びましょう。
また、ネガティブな評価(Negative feedback)が付いているのなら、どんなトラブルがあったのかを確認する必要があります。
商品写真や説明文は不自然でないか
実際の商品の写真がない場合は要注意。
公式サイトや他者の画像を転載している場合、その時点で著作権に違反している可能性が高いと言えます。
また、実物の画像がないということは、商品の実際の状態について把握していないケースが多々あります。
ほかにも、商品説明が極端に短い出品も注意しましょう。
真っ当なセラーは商品の状態を伝えるために、しっかり説明を記載します。
少しでも売れるように写真撮影も多角的に行うはずです。
価格が相場から極端に安すぎないか
相場からかけ離れた低価格設定にされている出品は気を付けましょう。
安い商品をみると「掘り出しものかも!」と飛びつきたくなる気持ちはわかります。
しかし、相場から見てあまりに安い価格で設定されている商品は怪しさ満点。
仕入れる前には必ず、Sold Items(販売実績)機能で相場を確認しましょう。
万が一偽物が届いた時の対処法と返金手順
いくら細心の注意を払っても、偽物が届いてしまう可能性はあります。
しかし、慌てず冷静に対応すれば、損を被らずに済みますよ。
では、手順について具体的に見ていきましょう。
まずはセラーに連絡する
商品が偽物だった場合、いきなり悪い評価をつけず、まずはセラーに「届いた商品が説明と違う(偽物の疑いがある)」と連絡しましょう。
セラーの勘違いで送られてきた可能性もゼロではありません。
セラーとのやり取りでしっかり返品・返金に応じてもらえれば、スムーズに解決できるはずです。
ebayの返金保証で「返品リクエスト」を送る
連絡を入れてもセラーが返金に応じない、もしくは返信がないという場合、ebayの返金保証制度を活用します。
手順としては、購入履歴から該当商品を選び「この商品を返品する(Return this item)」をクリック。
理由として、
「届いた商品が説明と違う(Item doesn’t match description)」
「本物ではないようだ(Doesn’t seem authentic)」
以上を選択して返品リクエストを送りましょう。
真贋保証(Authenticity Guarantee)対象商品
近年、ebayではブランド品を対象に「真贋保証」サービスを展開しています。
対象商品はプロの鑑定士に送られ、本物と鑑定されてから購入者の元へ発送されてきます。
真贋保証に関する詳しい内容はこちらをチェックしてみてください。
偽物かも?と思ったら慌てず対応しよう
ここまで、ebay輸入における偽物リスクへの対策について解説しました。
偽物と思われる商品への対応で重要なのは以下の3点。
- 購入前に「セラーの評価」「写真」「価格」を必ずチェックする
- 偽物が届いたら、慌てずにセラー連絡→返品リクエストの手順
- 真贋保証サービスなど、ebayの購入者保護は年々強化されている
偽物リスクは誰にでも起こり得るものです。
しかし、ebayのシステムをうまく活用すればきちんと回避できますし、必要以上に不安になる必要はありません。
この記事を参考にして、偽物リスクとの向き合い方を身につけましょう。
「それでもブランド品の真贋を見極める自信がない」という人は、物販ステーション@じんこまのコンサルを活用してみてください。